プラネタリー・バウンダリー 万人のための地球

プラネタリー・バウンダリー(英: Planetary boundaries)とは、人類が生存できる安全な活動領域とその限界点を定義する概念です。地球の限界、あるいは惑星限界とも呼ばれています。
プラネタリー・バウンダリーは、安全域や程度を示す限界値を有する9つのプロセスを定めています。人間活動が限界値を超えた場合、地球環境に不可逆的な変化が急激に起きる可能性があるとしています。
定量化できていないプロセスもあり、研究が進められており、科学者によってプラネタリー・バウンダリーにもとづく政策提案が行われており、持続可能な開発目標(SDGs)の内容にも採用されました。
提唱者の1人であるヨハン・ロックストロームは、プラネタリー・バウンダリーが人類による大惨事を防ぐためのものだとしており、崖道に付けられたガードレールにたとえています。(Wikipediaより)
わたし(じょしゅ なす)がこのプラネタリ・バウンダリーという言葉に出会った瞬間はとても衝撃的でした。断片的にとらえていたものが目の前に大きな魔物となって現れました。そして、一個人としてのなす術のなさにさいなまれていました。
そんなわたしを救ってくれたのが、一冊の本「Earth for All 万人のための地球(丸善出版)」でした。50年前に『成長の限界』を唱えたローマクラブの最新レポートを日本語訳したものが、2022年12月に出版されました。
本サイトOn-earth.onlineを開設したきっかけも、この書籍をひとりでも多くの方の手に取っていただいて、読んでもらいたい!との思いが発端となっています。
これから、このサイトをポータルにして、いろいろな形で、「Earth for All 万人のための地球」をみなさんに知っていただけるように活動していきたいと思います!